意外と地味な不動産営業の仕事②

Close up cartoon of angry businessman talking on the telephone

前回は、広告を入力する仕事について書きましたが、今回は、物件(商売ネタ)を集める仕事について書こうと思います。

どんな仕事でも、物やサービスを売るには、「売る物」が必要です。

飲食店なら「食品」、美容室なら「技術とセンス」、中古車屋なら「車」。

不動産業も同様に「売る土地・建物」や「貸す部屋」を集めなければいけません。

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貸す部屋は案外簡単に情報を得られる

賃貸の部屋の情報は、札幌の大手企業が運営している空室検索システムを使えば、8割くらいの物件の情報はゲットできます。

ただ、その8割の物件は、どこの不動産業者にも知れ渡っている物件なので、他社との差別化が出来ません。

なので、残りの2割の物件の空室状況を把握したいわけです。

「空室検索システムに登録したくない」

「特定の業者にしか客付けを依頼していない」

「個人大家さんで、入居者募集にもあまり積極的でない」

など、その他2割になる理由は様々ですが、その2割を紹介できるようにするため、大家さんへ電話します。

「●●様が所有してる○○アパート、空いてますか?家賃おいくらですか?ペット飼えますか?」

って感じで。

まぁ、よほどの事情がない限り、大家さんにとって収益になるので、無下に断られることは無いですね。

売り物件を探すのが至難の業

次は、売り物件を探す仕事です。

これがなかなか難しい。

売買物件にも、情報が掲載されているシステムと言うのが有り、賃貸のそれとは違い、全国共通のシステムです。

しかしまぁ物件が掲載されないんですよ。

システムに掲載して他の業者が決めてしまうと、売主からしか手数料がもらえないので(自社で決めたら売主からも買主からも手数料を貰える)、良い物件であればあるほど、掲載する前に自社で買主を見つけて決めてしまいます。

なので、自分たちで売主をゼロから探すしかないわけです。

●住宅街を歩いて、空家を探す

●ピンポンして、近くに売り物件の話とか聞いたことないですか?みたいなリサーチ。

aruku

で、良さそうなのが有れば、法務局で登記簿謄本を取得(有料)して、104で所有者の電話番号を調べて電話。

そこで番号登録されてなかったり、全く売るつもりが無さそうなら、また振り出しに戻る。

個人情報にデリケートな時代ですからね。

104への登録されていないことの方が多いかもしれません。

運よく電話が繋がっても・・・

「は?なんでお前に任せなあかんねん!!」ガチャ!!

社名を名乗る間もなく「うちは結構です!!」ガチャ!!

なんてことも普通にあります。

無題

他にも、マンションの時などは、ひたすら「物件買います」「探している人がいます」というチラシをポスティング。

チラシ禁止と書いてある所には入れないようにしているのですが、それでも

「うちの郵便受けにゴミ投げ込むな!!」

無題1

という電話がかかってくることも・・・

そういう地味~な仕事をコツコツやってます。

いまどき、脅し文句を使って「土地売れやコノヤロー」みたいな地上げ屋はいませんね。

なんだかんだで紹介案件が大切

正直、上で書いたような方法で簡単に売り物件を見つけることはできません。

99%は電話口で断られます。

そんな時、過去に取引のあった人や、同業者、友人知人から売物件の紹介を受けることがどれだけ大切か。。

少なくとも、話はしっかりと出来るし、先方からのアクションなので、実際に売りに出す可能背も高い。

売る人だけでなく、買う人や借りたい人を紹介してくれることもあります。

もちろん、紹介料というお礼を渡すこともありますし、そのために人付き合いをしているわけでは無いんですが、やはり人間関係はとても大切だと思います。